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業務用エアコンはどの勘定科目?経理担当者が知っておくべき4つのパターン

こんにちは。宮城県塩竹市を拠点に仙台市を中心として業務用エアコンの販売・設置・修理工事を手掛ける株式会社 菜花空調です。
業務用エアコンの導入や修理の際、「どの勘定科目で処理すればいいのか?」と悩む経理担当者の方は少なくありません。この記事では、会計処理の基本となる勘定科目の考え方を、具体的なパターンに分けて分かりやすく解説します。
1. 基本の考え方:3つの主要な勘定科目
業務用エアコンに関連する費用は、主に以下の3つの勘定科目で処理されます。
- 修繕費: 故障した部品の交換や修理費用など、現状を維持・回復するための支出です。
- 消耗品費: フィルターや洗浄剤など、比較的安価で、頻繁に購入する費用です。
- 備品・機械装置: 比較的高額な本体の購入・設置費用です。

2. どちらで処理?「修繕費」か「資本的支出」か
最も判断に迷うのが、修理費用を「修繕費」として経費にするか、資産の価値を高める「資本的支出」として計上するかです。
- 修繕費と判断する基準:
- 元の機能を維持・回復させるための支出。
- 故障した部品を交換するだけの修理費用。
- 資本的支出と判断する基準:
- 資産の価値を高める、または耐用年数を延長させる支出。
- より高性能な機器への交換や、機能を追加する工事費用。
例えば、故障した基盤を交換する費用は「修繕費」ですが、古いエアコンを最新の省エネモデルに買い替える場合は、新しい機器の購入費用として「備品」や「機械装置」に計上し、減価償却を行います。
3. 金額で判断する具体的な基準
税務上の判断基準として、金額が一つの目安になります。
- 少額の修理(おおむね60万円未満): 支出した金額がおおむね60万円未満であれば、「修繕費」として一括で経費にできる場合があります。
- 高額な修理(おおむね60万円以上): 支出した金額がおおむね60万円以上の場合、または取得価額の10%を超える場合は、「資本的支出」と判断されることがあります。
ただし、金額だけで判断するのではなく、その支出が資産の価値を高めたかどうかが最も重要な判断基準となります。
まとめ
業務用エアコンの会計処理は複雑に感じられるかもしれませんが、基本的な考え方を理解しておけば、日々の経理業務をスムーズに進めることができます。
もしご不明な点や、判断に迷うことがあれば、税理士や専門家への相談が最も確実です。私たちは、機器の導入だけでなく、経費処理に関する情報も提供できるパートナーとして、皆様の事業をサポートいたします。
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