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その配管、本当に大丈夫?業務用エアコン更新のプロが教える「流用」判断のポイント

皆さん、こんにちは。業務用エアコンの専門家、菜花空調です。
「業務用エアコンを買い替えたいけど、費用を抑えたい…」
そう考えたとき、多くの方が「既存の配管をそのまま使えないかな?」と思われるのではないでしょうか。確かに、配管の流用は工事費用を抑えることにつながります。しかし、安易な流用は、後々の大きなトラブルに繋がる可能性があるため、注意が必要です。
今回は、業務用エアコン更新のプロが、既存の配管を流用する際の「判断ポイント」と、そのリスクについて解説します。
1. 配管を「そのまま使う」ことのメリット・デメリット
内容 | |
メリット | 工事費用の削減: 配管工事にかかる費用を抑えることができます。 工期の短縮: 配管の撤去や新設の手間がなくなるため、工事期間が短くなります。 |
デメリット | 故障・不具合のリスク: 劣化や損傷した配管を使い続けると、ガス漏れや水漏れの原因になります。 性能の低下: 新しい機種の性能を十分に発揮できず、エアコンの効きが悪くなったり、電気代が余分にかかったりすることがあります。 保証の対象外: メーカーによっては、既存配管の流用が原因で故障した場合、保証の対象外となることがあります。 |

2. プロが現地調査で確認する3つのポイント
では、どのような場合に配管の流用が可能なのでしょうか。私たちは現地調査で、以下の3つのポイントを徹底的に確認します。
- フロンガスの種類と配管の互換性 旧機種と新機種で、使用するフロンガスの種類が異なる場合、配管の流用はできません。ガスによっては、配管内の不純物によって、新しい機種の故障を招くリスクがあるためです。
- 配管の劣化状況 配管は時間の経過とともに劣化します。特に、断熱材が破れていたり、配管にひび割れや凹みが見られる場合は、流用せずに交換するのが原則です。
- 配管の太さ 旧機種と新機種で配管の太さが異なる場合、そのまま流用するとエアコンの性能が十分に発揮されません。配管が細すぎたり太すぎたりすると、機器に負担がかかり、故障の原因になります。

3. 目先のコストより「安心」を選ぶ賢い選択
目先の費用を抑えるために配管を流用しても、数年後にガス漏れや故障が発生すれば、かえって高額な修理費用や交換費用がかかってしまう可能性があります。
私たちは、単に「使えるか使えないか」だけでなく、お客様に長く安心して使っていただくことを第一に考えています。現地調査を通じて、配管の現状と将来的なリスクを正直にお伝えし、お客様にとって最適なご提案をいたします。
「配管の流用は可能だが、劣化が進んでいるため交換をお勧めします」といった具体的なご提案ができるのは、プロだからこそです。
業務用エアコンの更新は、将来の安心を買うことです。目先の費用だけでなく、長期的な視点でご検討ください。
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