こんにちは。宮城県塩竃市を拠点に仙台市を中心として業務用エアコンの販売・設置・修理工事を手掛ける株式会社 菜花空調です。

業務用エアコンを新規導入・交換する際、機器本体だけでなく、設備工事費も高額になります。初期費用をできるだけ抑えたい経営者にとって、リースは非常に有効な資金調達手段です。

この記事では、リースにおける設備工事費の取り扱いを明確にし、初期費用をゼロに近づける賢い方法を解説します。資金繰りや税務上のメリットを最大化するための参考にしてください。

---

1.設備工事費はリースに組み込めるのか？

結論から言うと、業務用エアコンをリースで導入する場合、設備工事費も原則としてリース契約に組み込むことが可能です。

原則：標準的な設置工事は組み込み可能

業務用エアコンの機能維持に不可欠な標準的な設置工事にかかる費用（配管工事、電気工事、室外機設置工事など）は、「物件の一部」とみなされ、本体価格と一緒にリースの対象となります。

これにより、お客様は初期費用を支払うことなく、工事費を含めた総額を毎月のリース料として支払うことができます。

注意点：リース対象外となる工事

ただし、すべての工事費がリース対象となるわけではありません。例えば、以下のような建物本体の価値を高める大規模な工事や改修工事は、リースではなくお客様の固定資産として扱われる可能性があります。

• 基礎工事: 機器設置のためのコンクリート基礎の打設
• 大規模な内装・建物の改修工事

リース会社によって判断が異なる場合もあるため、事前に工事費のどの範囲までリースに含められるかを確認することが重要です。

---

2.リースと購入における「設備工事費」の会計処理の違い

設備工事費をリースに含めるか含めないかで、経費処理と税金対策に大きな違いが生まれます。

項目	購入（工事費含む総額）	リース（工事費含む総額）
初期費用	高額（全額または一部支払い）	ゼロまたは低額
会計処理	減価償却（耐用年数にわたり分割計上）	毎月のリース料を全額経費計上（賃貸借処理）
固定資産税	発生する（償却資産として申告が必要）	リース会社が負担するため、申告不要

リースの場合のメリット

リースは、工事費を含めた総額が毎月のリース料として処理されるため、減価償却の計算や固定資産税の申告といった経理上の手間を大幅に削減できるというメリットがあります。これは、経費処理をシンプルにしたい企業にとって大きな利点です。

---

3.リース総額と工事費用を抑えるためのポイント

設備工事費を含めたリース総額を抑え、コスト効率を高めるためのポイントを解説します。

1️⃣ 相見積もりで適正な工事費を確認

リース契約は、工事費を含めた総額を基に算出されます。そのため、リース契約を結ぶ前に、設備工事を依頼する業者からの見積もりが適正な金額であるかをしっかり確認することが、結果的にリース総額を抑える鍵となります。弊社のような専門業者に相談し、適正な見積もりを取得しましょう。

2️⃣ 適切なリース期間の選択

リース期間が長いほど月々の支払いは安くなりますが、金利がかかるため総支払額は高くなります。逆に短すぎると月々の負担が大きくなります。企業の資金繰りや経費処理の計画（節税効果）のバランスを考慮し、最適なリース期間を選ぶことが重要です。

---

まとめ

業務用エアコンをリースで導入する最大のメリットは、設備工事費を含めた初期費用を抑え、経費処理を簡素化できる点です。

設備工事費もリースに組み込むことで、資金を温存し、本来の事業活動に有効活用することが可能になります。

弊社では、お客様の資金繰りや税務上のメリットを最大化できるよう、リース会社との連携や、適正な設備工事の見積もりをご提案し、導入をサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。

---

▼関連記事▼

• 【業務用エアコンのリース】お得になる会社はココ！資金を有効活用できるかチェックリスト✅
• 仙台の事業者さん必見！業務用エアコンリースの賢い始め方
• 経理担当者必見！リースと購入でここまで違う「会計処理」と「税金対策」

---

＜お問い合わせはこちら＞

ご相談は無料です。まずはお気軽にご連絡ください。

• お電話でのお問い合わせ：0800-800-4787 （受付時間：9：00～17：30）
• ウェブサイトからのお問い合わせはこちら：https://www.miyagi-gyoumuac.com/contact/