「無料で引き取ります」に要注意！賢い業務用エアコンの処分で得をする方法

皆さん、こんにちは。宮城県塩竈市を拠点に仙台市を中心として業務用エアコンの販売・設置・修理工事を手掛ける株式会社菜花空調_業務用エアコン.comです。

「新しい業務用エアコンに買い替えたいけど、古いエアコンの処分ってどうすればいいんだろう？」「無料で引き取ってくれる業者があるみたいだけど、頼んで大丈夫かな…？」

業務用エアコンの処分について、こういった疑問や不安をお持ちのお客様は少なくありません。特に「無料」という言葉は魅力的に聞こえますが、実はそこに大きな落とし穴が潜んでいることも。

今回は、安易な「無料処分」がなぜ危険なのかを解説し、お客様が賢く処分して得をする方法をプロの視点からご紹介します。

🟧業務用エアコンの処分、知っておくべき3つの真実

家庭用エアコンと違い、業務用エアコンの処分には特別な法律が関わってきます。これを守らないと、お客様ご自身がリスクを負うことになります。

業務用エアコンは、単なる廃棄物ではありません。本体の大部分を占める銅、鉄、アルミなどの金属類は、実は資源として価値があり、有価物として売却できます。

「無料で引き取ります」と謳う業者の多くは、この金属類の価値を利益としています。本来、お客様が受け取るべきだった価値が、業者側の利益になってしまうケースがあるのです。

適正なリサイクル業者と連携している当社のような専門業者に依頼すれば、お客様は適切な費用を支払いながらも、資源の再利用に貢献できます。

業務用エアコンには、フロン類という温室効果ガスが含まれています。これが大気中に放出されると、地球温暖化を加速させてしまうため、「フロン排出抑制法」という法律で、専門業者による回収が義務付けられています。

もしフロン類の回収を怠ったり、不法投棄を行ったりした場合、排出者（お客様）には最大30万円以下の罰金が科せられる可能性があります。安易に「無料」を謳う業者に任せた結果、法令違反に巻き込まれてしまうリスクがあるのです。

SDGsやESG経営が重視される現代において、環境への配慮は企業の信頼を築く大切な要素です。適正な処分とリサイクルは、単に法律を守るだけでなく、お客様の企業のブランドイメージ向上にも繋がります。

環境に配慮した企業として、お客様や取引先、そして社会からの信頼を得られるという、お金には換えられない大きなメリットがあるのです。

当社では、お客様に安心して業務用エアコンの入れ替えを行っていただけるよう、廃棄・リサイクルに関して以下の体制を整えています。

法令完全準拠のフロン回収: 「フロン排出抑制法」に基づき、第一種フロン類充填回収業者の登録を持つ専門家が、フロンガスを安全かつ確実に回収します。この証明となる「フロン回収行程管理票」は、お客様の事業を守る大切な書類となります。
廃棄物処理の透明性: 撤去されたエアコンは、有価物として再資源化できるものと、産業廃棄物として処理するものに分けられます。当社では、有価処分の場合も、取引の透明性を示す書類を提出し、お客様に「見える形」で確かな処理を証明します。