お役立ち・レポート情報

「今年も猛暑!エアコンの冷房、本当に効いてる?」能力を最大限に引き出す夏の対策術

皆さん、こんにちは。宮城県塩竈市を拠点に仙台市を中心として業務用エアコンの販売・設置・修理工事を手掛ける株式会社 菜花空調_業務用エアコン.comです。
2025年も、例年にも増して厳しい猛暑が予想されています。オフィス、店舗、工場、そして医療・介護施設など、どんな場所でもエアコンはフル稼働することになるでしょう。
「設定温度を下げているのに、なぜか涼しくない…」 「エアコンは動いているはずなのに、汗が止まらない…」 「電気代はどんどん上がっているのに、快適にならない…」
もし、そんな風に感じているなら、あなたの施設のエアコンは本来の能力を十分に発揮できていないのかもしれません。エアコンが効かない状態を放置すると、電気代が無駄にかかるだけでなく、従業員やお客様の熱中症リスクを高めたり、作業効率の低下を招いたりする原因にもなります。
今回は、来る夏の猛暑でも業務用エアコンの冷房効果を最大限に引き出し、快適かつ経済的に夏を乗り切るための具体的な対策を、プロの視点からご紹介します。
🟧なぜエアコンは「効かなくなる」のか?原因を知れば対策が見える
エアコンが「効かない」と感じる時、その原因は一つとは限りません。まずは主な原因を理解することで、適切な対策を講じることができます。
- フィルターの汚れ・目詰まり: これが最も一般的で、エアコンの効きを悪くする最大の原因です。ホコリがフィルターに詰まると空気の循環が妨げられ、冷たい空気が室内に効率よく送られなくなります。
- 熱交換器の汚れ: フィルターの奥にある熱交換器(アルミフィン)が汚れると、冷媒と空気の間での熱交換がうまく行われなくなり、冷房能力が低下します。
- 室外機の設置環境: 室外機が直射日光にさらされたり、周りに物が置かれて通気が悪くなったりすると、室外機内部の熱交換が妨げられ、冷房効率が著しく低下します。
- 冷媒ガスの不足: エアコンの冷媒ガスが漏れて減ってしまうと、エアコンは冷たい空気を作り出す能力を失います。これは専門業者でしか診断・補充できません。
- 建物の断熱性・遮熱性の問題: 窓から強い日差しが差し込んだり、建物の断熱性能が低いと、いくらエアコンを稼働させても外からの熱が侵入し続け、室内が冷えにくい状態になります。

🟧【今日からできる!】夏の猛暑に負けない!エアコン冷房効果を最大限に引き出す対策5選
エアコンが効かない原因を踏まえた上で、ご自身でできる対策から、環境全体を改善する工夫まで、今日から実践できる対策をご紹介します。
対策1:フィルター掃除は「こまめに、正しく」行う
最も手軽で、最も効果を実感しやすい対策です。フィルターにホコリがたまると、電気代が5%〜10%もアップすると言われています。
- 方法: フィルターを取り外し、掃除機で表面のホコリを吸い取ります。汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤で優しく水洗いし、完全に乾燥させてから戻しましょう。
- 頻度: 2週間に1回程度の掃除が理想的です。
対策2:室外機の周りを「スッキリ」させ、直射日光を避ける
室外機はエアコンの熱を放出する重要な役割を担っています。ここが熱くなると、エアコンの冷房効率が落ちてしまいます。
- 方法: 室外機の周囲に物を置かず、風通しを良くしましょう。また、直射日光が当たる場所に設置されている場合は、よしずや遮光ネットなどで日陰を作る工夫も効果的です(ただし、通気を妨げないように注意してください)。
- その他: 炎天下で室外機に軽く打ち水をすることも、一時的な冷却効果が期待できます。
対策3:窓やドアの「隙間」をなくし、外からの熱を遮断する
せっかく冷やした空気が逃げたり、外の熱気が侵入したりすると、エアコンは無駄に頑張らなければなりません。
- 方法: ドアや窓の隙間を塞ぐ隙間テープを活用したり、使っていない出入口はしっかりと閉めたりしましょう。日中の強い日差しが当たる窓には、厚手の遮光カーテンやブラインドを設置することも非常に効果的です。
- ポイント: 外気温が高い時間帯の頻繁な換気は控えめにしましょう。

対策4:サーキュレーターや扇風機で「空気を循環」させる
エアコンの冷たい空気は下に溜まりやすい性質があります。これでは室内に温度ムラができ、快適性が損なわれてしまいます。
- 方法: サーキュレーターや扇風機をエアコンの吹き出し口と反対側に置き、天井や壁に向けて送風することで、室内の空気を効率よく循環させることができます。これにより、体感温度が下がり、設定温度を無理に下げる必要がなくなります。
- 注意点: エアコンの風とぶつからないように、風向きを工夫しましょう。
対策5:設定温度は「無理なく高め」に、自動運転を活用
電気代の節約にもつながる基本的な対策です。
- 方法: 環境省は室温28℃を推奨しています。無理のない範囲で設定温度を少し高めに設定し、エアコンの「自動運転モード」を活用しましょう。自動運転は、室温に合わせて風量や運転モードを自動で調整するため、最も効率的な運転が可能です。
- 体感温度の調整: 扇風機やサーキュレーターとの併用で、設定温度が高めでも十分に涼しく感じられます。
🟧「それでも効かない…」と感じたら、それはプロの出番です!
上記でご紹介した対策は、ご自身でできる範囲のものです。しかし、「こまめに掃除しているのに、やっぱり効きが悪い」「エアコンから異音がする」「長年使っていて、一度も本格的なメンテナンスをしていない」といった場合は、専門業者による点検・メンテナンスが必要なサインです。
- 内部洗浄の重要性: フィルターの奥にある熱交換器やファンは、ご自身での掃除が難しく、カビや油汚れが蓄積しやすい場所です。ここが汚れていると、エアコンの効きが悪くなるだけでなく、異臭や空気質の悪化にも繋がります。プロは専用の高圧洗浄機と洗剤で、エアコン内部を徹底的にきれいにします。
- 冷媒ガスの点検・補充: 冷媒ガスはエアコンの生命線です。ガス漏れなどの異常は、専門資格を持つプロでなければ診断も補充もできません。
- 隠れた不具合の早期発見: 定期的なプロの点検は、機器の摩耗や小さな異常を早期に発見し、大きな故障に発展する前に対応することで、余計な修理費用や突発的なダウンタイムを防ぎます。
- 古い機種の更新: 長年使用しているエアコンは、最新機種に比べて省エネ性能が大きく劣ります。根本的な電気代削減や快適性向上を目指すなら、最新の省エネ機種への更新も視野に入れるべきです。

🟧まとめ:賢い対策で、今年の夏も快適な空間を!
今年の猛暑も、業務用エアコンを「正しく」使うことで快適に乗り切ることができます。日常のセルフメンテナンスでエアコンの能力を維持し、さらに「効きが悪い」と感じたら、迷わずプロの力を借りる。これが、電気代を賢く抑えながら、夏を快適に過ごすための「賢い対策術」です。
「うちのエアコン、本当に大丈夫かな?」「本格的な対策を考えたい」
そう感じたら、ぜひ一度、私たち菜花空調にご相談ください。お客様のエアコンの状況に合わせた最適な対策をご提案させていただきます。
<お問い合わせはこちら>
ご相談は無料です。まずはお気軽にご連絡ください。


宮城エリアトップクラスの実績より信頼のサービスを提供します。
- 宮城県全域対応 -
石巻市、岩沼市、大河原町、大崎市、大郷町、大衡村、女川町、角田市、加美町、川崎町、栗原市、気仙沼市、蔵王町、塩釜市、色麻町、七ケ宿町、七ケ浜町、柴田町、白石市、仙台市、大和町、多賀城市、富谷市、登米市、名取市、東松島市、松島町、丸森町、美里町、南三陸町、村田町、山元町、利府町、涌谷町、亘理町